ロゴに込めた想い

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KANEDA Shinya

本ロゴは、カレンダーアプリ「months」のブランドアイデンティティを視覚的に体現するために設計されたものであり、機能性と親しみやすさを兼ね備えたデザインに仕上げられています。ロゴは、カレンダー機能における「色分け」と「視認性」に着目し、直感的に使いやすい印象を与えるとともに、アプリ名「months」の頭文字である「m」をグラフィカルに表現することで、強固なブランド連想を生み出します。

1. モチーフと構成要素

ロゴは主に2つのビジュアル要素によって構成されています。

  1. 予定の種類ごとに色分けされたカラーバー
  2. 「m」を形成するカラーバーの重なり

カレンダーでは、予定の種類ごとにバーの色が分かれていて、ひと目でどんな予定があるのか分かるようになっています。色の違いで、仕事やプライベートなど、いろいろなスケジュールがあることがすぐに見て取れます。

このロゴは、このカラーバーが互いに重なり合い「m」を形成しています。この造形は「months」の頭文字をシンボライズするだけでなく、要素が重なり調和している様子を表現し、複数の生活の軸を統合して管理できるというアプリの機能的特長も反映しています。

2. カラーパレットと意味

使用されている5色(緑、黄、橙、赤、紫)は、それぞれが異なる感情や用途を喚起させる効果を意識して選定されています。

  • グリーン(安心・調和):日常的な予定や習慣など
  • イエロー(注意・活力):重要な締切やリマインダー
  • オレンジ(親しみ・行動):人との予定やアクティビティ
  • レッド(緊急性・強調):締切、重要会議、健康面など
  • パープル(創造性・個性):趣味・自己投資・特別な日

これらの色彩がロゴ内でグラデーションとして繋がり合うことで、アプリが「すべての予定を一つにまとめる」統合性と一覧性を強調しています。また、見た目の鮮やかさとポップさは、毎日使いたくなるような楽しさと親しみを生み出しています。

3. ブランドメッセージとの結びつき

「months」というアプリ名には、「複数月の予定を見渡す」という意味だけでなく、「あなたの毎月をより豊かに彩る」というメッセージも込められています。このロゴはまさにそのコンセプトを体現しており、色で分けた日々の出来事を、月の区切りを意識せずに何ヶ月分でも把握でき、的確に管理し、充実させていくことを視覚的に支援します。

予定を「分類」し、「統合」し、「楽しむ」。この3つの価値を、ロゴの構造や色彩、フォルムに組み込むことで、monthsは単なるカレンダーアプリ以上の存在、すなわち日々の生活をサポートする「ライフパートナー」としての存在感を表現しています。